教団の教義は「統一原理」と呼ばれています。
神が世界を創造した目的や法則を述べた「創造原理」、人間の罪の起源を説いた「堕落論」、本来、神が創造しようとした世界を再建するための原理を説いた「復帰原理」の3部からなっており、『聖書』では比喩や象徴で表されていた真理を明らかにしたものとされています。

＞創造原理

神は存在するか、存在するとすればどのようなお方か。
神は何にために宇宙と人間を創造されたのか。
神が本来つくろうとされた理想世界とはどのような世界か。
神と人間はどのような関係か。
霊界は存在するか、存在するとすればどのような世界か。
人間の地上生活と霊界の関係。
本当の幸福とは何か、人間はどうしたら本当の幸福になれるのか。
本来、夫婦はどのようにあるべきなのか、家庭はどのようにあるべきなのか。

＞堕落論

罪の根（人間の罪はどこからきたのか）。
神はなぜ人間の堕落行為を止めることができなかったのか。
全知全能のであり愛なる神はなぜ人間の不幸や罪悪を一度に清算してしまわれないのか。

＞復帰原理

神はどのようにして人間の不幸や罪悪世界を救おうとされているか。
神は堕落した人間を救うためにどのように歴史にはたらいてこられたか。
 

 

統一教会では『聖書』よりもはるかに頻繁に使われる『原理講論』が教典です。
 2001年からは教祖が教義の内容をより詳細に語った説教を集めた『天聖経』が原理講論に肉を付けたより詳細な教典となるとされました。

2003年6月9日には、教団が出版した教祖の説教集や書籍を勝手に編集・コピーして行おうとする分派活動を防ぐために、発言の出版、翻訳、および氏名・写真の使用等に関する諸権利を韓国の教団（韓国世界平和統一家庭連合）に授権・委任しています。
 

2006年現在、教団は「世界 190余ヶ国に宣教師を送り、150万名の信者がいる」としている。 過去の年代における信徒数については、（1995年）12月31日現在の文化庁統計によれば、日本の信徒数は47万7000人。 韓国には日本から韓国人との祝福(結婚)等で韓国に来た人だけでも5000人、統一教会の歴史は韓国が一番長く、統一教会信者の子女だけでも10万人は下回らない。韓国全体で数十万人にはなると思われる。アメリカにも一万人はいると言われている。 教団の元広報局長であった副島嘉和の 1984年の告発手記[5]によれば、「日本に8000人、米国と韓国にそれぞれ2000人、ヨーロッパ全体で2百数10人」と言われ、浅見定雄の1987年の著書では「多めに見て日本が数万、米国と韓国が2000から5000、ヨーロッパ全体で1000そこそこ」としている。

「統一教会（統一協会）」の教祖である文鮮明 は日本統治時代の朝鮮の農家の次男として生まれました。
数え年16歳のときにイエス・キリストから自分が果たせなかった神の目的を果たす使命を託されました。
すべての宗教の中心であるキリスト教徒が自分を再臨のキリストとして受け入れれば、7年間で地上天国を完成させる機会が第二次世界大戦後の時期にあったが、当時のキリスト教徒の代表たちが文鮮明を受け入れずにその歴史的な機会を失ったため、キリスト教に代わるものとして設立したのが「統一教会（統一協会）」である。

教団の目的は、夫は妻の為に妻は夫の為に、親は子の為に子は親の為にという、為に生きる真の愛であり、
社会の基本単位である真の家庭を建設することにより、神の理想とする地上天国を実現することである。
そのために、様々な分野において活動を展開しています。
 

皆さんは統一教会という言葉を聞いたことがありますか？

正式名称は世界基督教統一神霊協会で、韓国発祥のキリスト教系新宗教団体です。
創始者は文鮮明で、もともとは長老派のキリスト教徒でした。

15歳の時にイエスの使命を受け継いで欲しいという神からの啓示を受け、そこから新しい真理を悟ったといわれています。
文鮮明の思想の特徴は「神と人間は親子の関係である。」という思想であり、神はすべての被造物を神の喜びの為の善の対象として創造された、そして、最後に人間を子として祝福して、生育せよ、繁殖せよ、万物を主管せよと言われました。
この三大祝福にしたがって、人間が神の国、即ち、天国をつくって喜ぶとき、神もその子をご覧になって、一層喜ばれることはいうまでもありません！
文鮮明は、神の創造目的は三大祝福を中心として神の心情と一体となることだと考え、神の国を実現しようとしたのです。
しかし、この真理をキリスト教会が受け入れなかったとして、キリスト教の代理として世界基督教統一神霊協会が1954年5月1日に韓国ソウルに創設されたのです。

世界本部はニューヨークにあり、世界193か国に支部（協会）があります！